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経営者目線の教育投資を考える

今日は、法人の習慣化教育を経営者目線で考えるという テーマでお話します。 新しい教育を承認してもらうには、 経営者の決裁が必要なケースが出てきます。 相手を説得するには、相手の立場で考えることが必要。 これは原則ですが、経営者はどのように教育・研修を考えるのでしょうか? 社長をコンサルティングしていてよく分かるのは、 経営者目線で教育を考える観点は広く、より結果主義です。 経営目線で教育を考えるとき、 大きくは事業の長期的戦略と共に考えます。 人事担当者として経営者と教育計画を話す際には 鳥の目が必要だと思います。 そんなときは、次のようなマトリックスが役に立ちます。

経営者の興味は、事業の発展、売上げ向上と利益拡大です。 その手段として教育や研修がありますが、多くの経営者はOJTで済むか、 ヘッドハントで済むならそれでもいい。 要は、結果が出ればいい。 こう考えるのか経営者の目線です。 さて、その時に、事業の拡大を考えると次のようなマトリックスが 1つ考えられます。 縦軸に、既存事業・新規事業 横軸に、国内市場・海外市場 それぞれ、 第一領域は、国内市場で既存事業を発展させる 第二領域は、既存事業をグローバル化する 第三領域は、国内市場で事業を多角化する 第四領域は、海外市場で事業を多角化する 経営者が中長期で経営戦略を考えるときには、このような思考をすると思います。 第一領域は、今の人材の能力を高めるということで、教育研修が効果的 第二領域は、今盛んにいわれているグローバル化です。教育研修と人材配置が鍵 第三領域は、新規事業を立ち上げる。買収や社内のスター社員を活用する。新しい教育をする 第四領域は、海外でのM&Aが中心になるでしょう。但し経営哲学などの共有が教育課題。 こういう目線で教育を考えて提案すると、経営者は教育投資に肯定的な感情を 持ちやすいのではないでしょうか? また、経営者が考える経営計画を支える教育体系になっているかどうかを 考えることも重要だと思います。 このマトリックスは、会社によって違うと思うので、 縦軸と横軸を自由に入れ替えて考えてください。


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