社員のほぼ全員が定時前に帰る会社の工夫3
習慣化コンサルタントの古川です。
今日も株式会社ランクアップさんの高密度化の工夫3を見てみましょう。
工夫3.会議は短く、準備もしない
岩崎社長は、次のように語っています。
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「定時が早まったのと同時に、どんな会議でも「30分」で
終わらせるルールを設けました。
時間内に結論が出なければ、強制終了。
未決案件は、少人数のコアメンバーだけで再度議論。」
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解説
私が高密度化を会社でグループセッションをしていると
必ず不満の1つで出てくるのか、この会議の時間。
2時間付き合わされると、絶対に帰る時間を守れないと
諦めムードになるのです。
会議は100%自分でコントロールが効かない分、
高密度化を進める上でブレーキになります。
これは部門事や会社単位でのルール化・仕組み化が
最も、効果を発揮します。
ルールで言えば、30分で終了とか、60分以上は会議室が予約できない
ようにするという取り組みをしている会社もあります。
また、進行者のファシリテーション技術や
会議のスタート段階での決まり(議題とゴール、流れを確認)を
整備することも重要です。
ある大手の外資系企業では、会議が終わったら参加者から
進行者のファシリテーションに対するフィードバックが行なわれます。
(紙で五段階評価とコメントで)
このような仕組みが会議を短時間化していきます。
会議の改善は全社で展開して、もっとも社員から支持を集められるものの1つです。
