仕事を減らせない心理
習慣化コンサルタントの古川です。
時間の使い方というのは、まさに習慣。
いつも通りのやり方・リズム・人で処理した方が心地よいものです。
それがどんなに非効率であったとしても。
さて、仕事の高密度化をするにあたって、
残業を減らせない要因として心理的な問題があります。
□印象を悪くしたくないからすぐ返信する
□影口を叩かれたくないから上司の手前帰れない
□やるべきことがモレているかもしれない眠れない
□ちゃんとやりたいから一手間かけていると時間オーバー
□褒められたいから丁寧にやる
□恥をかきたくないから入念に準備する
□間に合うかどうか心配だから今日少しでもやろう
□すぐに決めると失敗するから一度持ち帰る
□冷たいと思われたくないから相談に乗る
□ミスをしたくないから細かく指示をする
□達成感がないからとことんやる。
□未完了感が耐えられないから済ませて帰る
□念のため見ておかないと何がおきているか分からないからメールをチェックする
いかがでしょうか?
このような心理はテクニックではなく、
自分の中で葛藤と戦う必要があります。
これをやらないと大幅に残業を減らすことはできない。
仕事を高密度でメリハリをつけている人は、
□印象を悪くしたくないからすぐ返信する
⇒必要な制限時間で返信する。それ以外は見ない
□影口を叩かれたくないから上司の手前帰れない
⇒やることやれば私は帰ると割り切る。その分成果にこだわる
□やるべきことがモレているかもしれない眠れない
⇒やるべきことは見える化して管理している
□ちゃんとやりたいから一手間かけていると時間オーバー
⇒自分のこだわりより相手のニーズ。必要最小限を定義でき、目的に応じて
労力をかける
□褒められたいから丁寧にやる
⇒褒められたいニーズを手放し、相手のニーズに忠実になる。
先にアウトプットイメージを固める
□恥をかきたくないから入念に準備する
⇒本番力をつける。資料もなく、口頭とホワイトボードで説明できるスキルがある
□間に合うかどうか心配だから今日少しでもやろう
⇒今日やるべきことをやって、明日でもいいことはやらずに帰る。その区別を明確につける
□すぐに決めると失敗するから一度持ち帰る
⇒その場で判断する、その場で必要な人に連絡をとり回答する
□冷たいと思われたくないから相談に乗る
⇒相談時間やタイミングを見計らう。本人が考えるべきことは考えさせる
□ミスをしたくないから細かく指示をする
⇒大枠や基準を伝える。あとは本人に早めに任せ、提出をしてもらいダメな部分は修正する
□達成感がないからとことんやる。
⇒時間が来たらとにかく帰る。達成感は朝に感じるよう重要なタスクを終わらせる
□未完了感が耐えられないから済ませて帰る
⇒今日やるべきこと、明日でもいい仕事を明確に区別している。
明日でいいことを明確に区別しているので未完了感はない。
□念のため見ておかないと何がおきているか分からないからメールをチェックする
⇒本当に重要なことはメール以外でも連絡が来るから、メールはチェックする時間・回数を決めている
というように、心理要因をクリアする習慣をつけていく必要があります。
最初は怖い!
でも心配・不安を乗り越えるトレーニングをすれば、
必ずできるようになります。
