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研修の社内ステータスを高める
- info47802
- 2016年1月24日
- 読了時間: 2分
習慣化コンサルタントの古川です。
企業へ研修にお伺いしていて感じるのは、
社員の研修に対する認識が全くことなること。
大きく3つの意識レベルがあります。
1つ目は、研修=業務を妨げる時間泥棒という認識
強制研修が続き、社員が「受けさせられている」状態だと
研修=業務の邪魔、忙しい毎日でなぜ受講しなければならないのか?
というネガティブな不満が広がっているケースです。
これは受講する本人だけではなく、上司もそう思っていることが多い。
2つ目は、研修=リフレッシュという認識
特に一昔前は、研修は日常業務から離れてリフレッシュする機会という
認識がありました。
研修所が離れた場所にあり、宿泊付きで夜は飲み会。
このような認識が広がっているケースです。
3つ目は、研修=成長教育の機会
研修は特別に会社がお金を出して用意してくれる
成長機会と捉えている会社もあります。
分かりやすいのが社内の研修需要に対して、
供給が少ないケースです。
よほど前から応募して、志望動機をかかない限り
当選しない。当選しなければ、自分で外に受講する必要がありますが、
それだと高くなる。
とても有り難い貴重な教育機会と捉えているケースです。
ある百貨店様で習慣化の講演を依頼されましたが、ここに参加できるのは
あくまで販売成績者の上位者だけ。
だから、皆さん参加することそのものがステータスになっているのです。
さて、研修担当者としては、これまでの経緯もあるので、
すぐに変えられないという想いもあると思いますが、
「研修の社内マーケティング」に取り組まなければいつまでも変わらない。
どうすれば、より能動的に成長機会だという認識を持てるようにするか。
研修の効果は、日常の認識に大きく左右されます。

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