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行動変容を阻む竜巻のような日常業務

習慣化コンサルタントの古川です。

私は習慣化のフォローアップの仕組みをつくり、

一人一人の日常に関わり、行動変容のプロセスに関わります。

その中で、ビジネスパーソンが、研修後学んだことを実行に移せない

最大の壁は、

「竜巻のような日常業務」を想定していない。

ここに尽きると確信しています。

仮に、コーチング研修を受講して、

「部下の話をもっと傾聴しよう」と考えたとします。

そして、翌日オフィスについた途端に、

・メールが大量にやってきている。

・上司から呼ばれ、午前中に締め切りの資料を依頼される

・もうあと10分で会議に参加しなければならない。

・そんな時に限って部下から納品ミスの報告が上がって来る。

傾聴しようなんて、タイミングはどこにもない。

それどころじゃない。

日常業務は、このように

暴風が吹き荒れる竜巻のような環境。

これが現実だと思います。

緊急事態が大量にあるなかで、重要だと言っても

締め切りがあるわけではない内容を実践している余裕が無い、時間がない。

日常業務に戻るとこのような心理に突入します。

考えてみれば当然なのですが、

研修時にアクションプランをつくっているときには、

想定できていないものです。

できるような気がする。もしくはこれぐらいやるべきだと

信じてプランをつくるのですが、翌日に遭遇する現実は

先ほどのような状態です。

大切なことは竜巻のような日常業務の中でも、

続けられることをプランにする。

竜巻に振り回されて、緊急事項に埋もれないように

行動が発動するようにプランをつくる。

これが行動変容するための習慣化プランづくりの要諦です。


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