成果の最大化と効率論は区別して考える
習慣化コンサルティングの古川です。 働き方改革で、 残業時間を短くしろ! でも仕事の成果は上げよ! 結局、この2つを同時に実現することが どの企業にとっても至上命題であり、 会社と社員が長期的にwinwinになる唯一の道です。 ただし、これが社員と人事部でぶつかり合うのです。 残業対策を経営者から問題視されていると 人事部は、三六協定の遵守などコンプライアンス重視など 「守りの視点」を持たざるをえません。 しかし、現場の営業やエンジニアなどは MBOで成果をコミットしている関係上、 「攻めの視点」、つまり成果の最大化を考えるため、 残業はある程度仕方がないとなりがちです。 立場によって、変わらざるをえないのですが、 さらに立場以外に問題があります。 それは、 成果の最大化と効率化は分けて考えなければならない ということです。 たとえば、営業マンの仕事で考えましょう。 1週間の時間簿を見て、改善点を考えると、 ・訪問効率を良くするために移動を減らす ・社内会議の資料を簡略化する ・休憩時間をなくす ・報告連絡相談を手短にする ・無駄な訪問をなくす
残業は働き方の習慣の結果
習慣化コンサルタントの古川です。 生産性向上のコンサルティングをしていて 確実に言えることは、 長時間残業は、働き方の習慣の結果である。 だから習慣を変えなければ、残業はなくならない ということです。 手法の派手さではなく、 継続・習慣化するしか効果がでないという 立場を取れるかどうかで変われるかどうかが決まります。 テクニック論を追っても、 すぐに対処療法的で一時的に改善するだけです。 毎週、改善行動を決めて改善を1年続ければ 生産性が2倍、3倍にアップすることはよくあることです! だから、魔法の手法を探すのではなく、 地道に自分の時間改善策を決めて行動し続けること。 それを積み重ねることで確実な生産性向上、 時短が実現します。 私たちはいつも通りの仕事のペースが心地よい? しかし、それほど習慣化は簡単ではありません。 私たちが習慣をなぜ変えられないのか?、 良い習慣を定着できないのかといえば、 それはいつも通りを維持したいという心理が働くからです。 私たちはいつも通りのペースで、いつも通りの手順で、 いつも通りの人と仕事をしたほうが精神的に
会議の改革コンサルティング
習慣化コンサルタントの古川です。 日経新聞の調査で、 残業が減らない要因として最大の要因は、 無駄な会議と資料作成が多い 32% 会議は社員がなんとかしてほしい環境要因の1つです。 この会議の改革コンサルティングの依頼の 問い合わせが増えています。 全社統一のルールを作りたい だらだら会議にメスを入れたい という人事担当者様の切なる声をお聞きする機会が増えました。 さて、この会議改革ですが、 結論からいうと、 単発のファシリテーション研修を全社でやっても意味がありません。 会議は組織のコミュニケーションの習慣であって、 個人の習慣ではないからです。 ファシリテーション研修は基本的に個人に進行スキルを 高めるものですが、全体が理解して変えようというルールや仕組みが 土台になければ、大海に一滴を垂らすようなもの。 すぐに既存の会議のリズムに飲み込まれてしまいます。 そこで、重要なのが全社での統一ルール。 しかし、単純に30分の制限時間で行うなどの 施策だけでは正直うまくいきません。 なぜならば、会議は事前準備が8割だからです。 事前準備をどれぐらいで