社員に仕事の価値を再定義させる
習慣化コンサルタントの古川です。 効率ではなく、効果を考えるときに一番はじめにすべきことは、 「価値ある仕事」を定義して、優先することです。 目先の仕事で忙殺されると、「緊急」なことばかりに目奪われて、 「本当に大切なこと」を後回しにしてしまいます。 消防署の例を考えてみましょう。 消防署の仕事で分かりやすい業務は、 火事が起きたら出動して「消火する活動」です。 では、消防署はずっと消火活動をしていればいいのでしょうか? 消防署にとって「成果を最大化する」ことは、早く火を消すことではなく、 火事が起きないようにする、起きたとしても出動しなくても消化器で鎮火できるようにすることです。 だから、消防署は「防火活動」に力を入れます。 火の用心のための街の活動の支援や小学校や施設に行って、 消化器の使い方を教えたりします。 消防署の仕事の成果を「早く火を消すこと」だと定義すると、消火のスピードを高めることだけに注力しますが、「火事の被害をなくすこと」と定義すると、防火活動という重要業務が見えてきます。 これは、私たちの仕事にも同じことが当てはまります。
鍼と高密度化
習慣化コンサルタントの古川です。 私は、体の調子を良くするために、 今年から鍼を打ってもらっています。 どこかが悪いというわけではなく、 状態を良くするために、予防的なメンテナンスの意味合いで 打っています。 鍼は、全身の状態を見た上で 打つ場所を探します。 そして、鍼を打つと30分ぐらい放置します。 先生曰く 身体は、鍼のダメージを修復しようと全身の血流と気の流れを 良くするのだと言います。 大切なポイントは、 1.ピンポイントで絞る 2.循環が良くなるまで待つ です。 循環が良くなるまでは、 しばらく待つ!ことが重要なのです。 高密度も同じで、 1.ピンポイントで絞る 退社時間を何時にするのか、定常業務を何時に終わらせるのか を決めます。全体の循環が良くなるツボを探します。 2.循環が良くなるまで待つ 退社時間を決めたら、そのルールを死守していきます。 循環が良くなるまでは、残務が残ったり、バタバタしたり、 大変なものです。 最初の一週間は、相当なフラストレーションが溜まり、 未完了感でいっぱいになりますが、 その過程を過ぎて、 1ヶ月も経つ

1ヶ月で働き方習慣は変わる!
習慣化コンサルティングの古川です。 社員の残業が多いのは、意識の低さの問題だと思います。 どれぐらいで変わりますか? このような質問をいただくことが多くなりました。 さて、意識が変わるまでにどれだけかかるかは 人それぞれですが、働き方の習慣を変えるのは 「1ヶ月」で十分です。 しかし、この1ヶ月の実践継続が簡単ではありません。 仮に研修をしたとします。 モチベーションのカーブは次のようになっていくのが ほとんどではないでしょうか? 1日研修をやっても、半日研修をやっても、 その後、直後からモチベーションは下がり、日常の忙殺にまみれて それどころではなくなる。 こうして、働き方習慣は何も変化がありません。 逆にこのようにフォローできると、習慣化していきます。 このフォローができなければ、 1ヶ月後の継続率は3%、 我が社のサービスでは、95%の継続率を実現することが できています。 この差、30倍以上の研修効果です。 大切なポイントを言うと、 続ける仕組みと習慣行動への落とし込みが鍵となってきます。 1ヶ月継続型の研修とその間の続ける仕組みを提案し