高密度理念と数字が生産性を高める
習慣化コンサルタントの古川です。 JALを見事復活させた、稲盛和夫氏。 稲盛氏がJAL改革でやったのは、 フィロソフィーの浸透とアメーバ会計による数値管理でした。 この2つが融合してこそ、初めて真の改革は成り立つと言います。 会社の生産性を高めて、残業時間を減らすために どうすればいいのか? 結局、社員一人ひとり、その結果としての文化を変える必要があります。 そのためには、まさに稲盛流と同じく、「理念と数字」が肝です。 まず、数字とは、何か? 退社時間や残業時間、そして何より生産性を示す数値評価です。 残業時間は真の問題ではなく、大切なことは高密度化し続けること。 繁忙期に残業が発生するのは社員にとっては環境要因で致し方ないことです。 生産性の指標は、前年度比とするか、前月比とするとか、売り上げで割るか など職種によって変える必要はありますが、 少なくとも、査定の時に生産性を1つの指標として盛り込まなければ 社員の高密度化へのインセンティブは変わりません。 某広告代理店は、 営業の売り上げ目標の達成率とともに、投入時間を毎月フィードバックに 入れ