【行動変容型研修】人間の変わりたくない心理を設計の前提にする

習慣化コンサルタントの古川です。
行動変容型研修の設計の原則の1つは、
「人間の変わりたくない心理を前提に設計する!」ことです。
なぜ、続かないのか?
次のようなマップで習慣化を説明します。

習慣引力の法則とは、
私たちをいつも通りに引っ張る心の引力です。
引力1.新しい変化を拒絶する
だから、良い習慣が身に付かない
引力2.いつも通りを維持する
だから、悪い習慣が辞められない
私たちの深層心理は、次のような構造になっています。
氷山のように、意識レベルとその下に眠る無意識のレベルです。
無意識は、いつも通りを維持しようとします。
変化を排除し、安全・安心を追求することで生存を維持するためです。
その力は意識5vs無意識95と言えるぐらいの差があります。
だからこそ、最初に始めようと思ってもなかなか続かない、
辞められない。
それは無意識の反対勢力が大きいからです。
転じて、研修で学んだことを実践する、習慣化する際にも
全く同じことが言えます。
大切なことはこの人間の続けられない心理を研修設計の1つの
要件として想定して乗り越えられる施策を盛り込むことです。
