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時間はカオス、予測不能だと心得る


習慣化コンサルタントの古川です。

世の中には、時間管理という言葉があります。

しかし、実質管理するということは、時間はコントロールできるもの、

すべきものという前提があります。

しかし、その前提は正しいのでしょうか?

simplify your time(ディスカヴァー)より引用すると、

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ニュートン力学の考えでは、物体の位置と速度がわかれば

将来は予測することができる。

ではこの発想で、気象予報は完璧にできるか?

答えはノーで、カオス研究によって、完璧な未来予想はできない

ことが明らかとなった。

天気予報は難解な微分・積分方程式で成り立っているが、

ほんの少しだけ初期値が違っただけで、将来は全く違うものになってしまう。

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さて、私たちがコンサルティングする方々も、

実に、職種、役職様々です。

システムエンジニア、営業、事務、秘書、看護師、市役所

技術部長、事業部長、社長など様々。

背景や業界も様々ならば、問題も様々です。

若手に多いのは、お客様や上司からの突発依頼で振り回される。

これは悩みが深いし、でもどう解決しようにも難しい。

いつクレームが発生するかわからない

携帯電話は鳴りっぱなし、メールはひっきりなしに飛んでくる。

中堅層は、プレイヤーであり、マネージャーでもある。

ここではゆっくり育成をしている暇がない。部下が何でも自分で考えずに

聞いてくる環境の中、自分の集中すべき仕事が一向に終わらないことに

イライラしていることもある。

さらに会議がやたら多く、メールの返信も大量にある。

土日も外出中もずっとメールが見れるのは業務のい複雑性を高めています。

デジタル機器を有効活用するか、デジタルに振り回せるかは

かなり意図しなければ生産性を高めることも

夢のまた夢になります。

カオスで予測不能、でもそんな中に規律と柔軟性を持つことが大切です。

そこで、重要なのが原則。

原則はカオスの中でも普遍的で柔軟性と規律を取り戻させてくれます。

高密度化は原則とカオスの中で時間を有効活用する観点が

体系化されています。

さて、4月、5月は高密度セミナーを行います。

ぜひご興味があればお越しください。


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