上司と部下の教育ラインがフォローの要

昨日、行動変容型研修の半日セミナーを行なってきました。
事例として、以前このブログでも書きましたが、
育成が上手に進んでいる会社はOJTが機能しています。
それこそ、昔は研修はなく、OJTが育成の柱だった時代があります。
今でもOJTが機能する会社をつくるのが行動変容の柱だと考えます。
そこで、大切になってくるのが、
上司と部下の関係です。
同じ研修を上司と部下で共通理解として受講する。
そして、実行がすぐに翌日から回るようにする。
研修で「変わろう!」と決意したとしても、
翌日から社員は日常業務という竜巻のような日常に入ります。
そこで、上司と部下で行動を握っておく風土をつくっておく、
仕組みをつくっておくことが大切です。
研修でできることと、日常業務で活用してさらに磨きをかけていくこと。
人事にしかできないこと、上司にしかできないことがあります。
本人しかできないこともある。
要するに役割分担が明確に決まっているかどうか。
このOJTで日常業務でどのように活用するかのイメージから
研修を構築すると、自ずとフォローの仕組みが出来上がります。