残業は習慣?
- info47802
- 2016年8月2日
- 読了時間: 2分
習慣化コンサルティングの古川です。
「残業は間違いなく習慣だと思います」
先日開催したセミナーの参加者(時短勤務でマネージャー)
をやっている女性がこのように断言していました。
「私も以前は23時まで仕事をして、休日出勤もしていました。
でも今は18時には退社していますが、結局仕事は終わるのです。」
残業は習慣というのは100%、賛同します。
いつも通りのやり方とリズムで仕事をすると、
結果長時間残業になっているとしたら、それは習慣なのです。
本人は忙しいからだ、業務が減らないからだと
いいますが、繁忙期でなくても休日出勤をする人は
ずっと出勤しています。
私も15年前は朝2時まで仕事をしていましたし、
土日のどちらかは必ず出勤していました。
明らかに生産性が悪いと分かっていても
どうしてもそうなってしまうのです。
これはリズムとしか言いようがありません。
金曜日の夜は全く粘り越しがなく、結局土日に出勤して
やってしまおうという誘惑に負けてしまいます。
この習慣から抜け出す取り組みは、
本人の生活にとっても、会社にとってもメリットがあるのです。
なんとか、時間の高密度化をしたい、残業を減らしたい
と思っている社員は、公募で募ってもたくさんいるものです。
手上げ形式で参加を募れば、
上記のような悪循環の習慣から抜け出すお手伝いができます。
結果が出る人が出れば、その好循環は広がります。
社員啓蒙型でスタートすると、
次の社員のやる気に繋がり、時間簿が出ることで全体の不満を
解消していく手だても見えてきます。
そのためには、仕事のやり方とリズムにメスを入れていく必要があります。
本人の納得感と気づき、実践、そして改善を続けていくノウハウと
仕組みを用意することで習慣は変わっていきます。
残業は習慣だと捉えることができれば、
別の対策が見えてくるのではないでしょうか?
Comments