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カークパトリック行動変容4条件

習慣化コンサルティングの古川です。 今日は、『カークパトリック行動変容4条件』 をご紹介します。 カークパトリックと言えば、 学習の四段階(反応、学習、行動、業績)が有名です。 もう1つ、行動変容の4条件についても 次のように言及をしています。 彼いわく、行動変容の4条件は 条件1.成長することへの願望がある 条件2.何をすればいいか理解している 条件3.相応しい環境に身を置いている 条件4.評価と報酬に結びついている 私なりに解説を加えてみたいと思います。 条件1.成長することへの願望がある まず、研修に参加したときに 成長したいテーマであるかどうかで 成果が変わるということです。 強制研修でも上手に成長願望を喚起していれば いいのですが、当然願望がないところに行動変容はありません。 条件2.何をすればいいか理解している 次に、ではどうすればいいかを知っていること。 行動変容ですから、意欲はよくても行動が進まない ケースのほとんどは具体化されていないことです。 条件3.相応しい環境に身を置いている このキーワードがややわかりにくいと 思います。 これは上司が理解している、変化を望んでいる、 周りのメンバーの成長意欲が高い、 その行動変容が求められている業務についているか、 ということです。 プレゼンテーション研修を学んでも 実践する機会がない、上司の関心がないということ ならば行動変容が起きないということです。 特に最近の若手社員ならば、上司が期待しているかどうかで 動機が変わります。 「自分を見てくれているかどうか?」で動機が変容する 傾向があります。 条件4.評価と報酬に結びついている 最後は、評価・報酬につながるかです。 これは経済的報酬と精神的な報酬があります。 カークパトリックは経済的報酬を強く強調している ようですが、上司が褒めてくれるというのは部下にとって 強い動機になります。 以上、今日はカークパトリックの行動変容4条件を ご紹介しました。


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