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コックピットで全体をモニターする

習慣化コンサルタントの古川です。

数字を見える化し

コックピットで管理する。

コックピットで見える化した数字を

管理する事例を紹介されていたのは、

「現場力」「見える化」「ねばちっこい経営」

を執筆している遠藤功氏。

さて、仕事の生産性を管理するとき、

人事部や経営企画で全社の残業時間をモニターできる

体制はとても重要です。

お付き合いのある、大手メーカーでは、

全社15部門の残業実態がモニターできる仕組みを

持っています。

各部署の残業の増減が1週間単位でモニターできる

状態にしています。

私も訪問した際にその数字データを拝見しましたが、

まさに1枚の紙で全社の実態が把握できるわけです。

「計測できないものは、改善できない」と言ったのは

ピータードラッカーですが、まさに働き方、時間の使い方は

見える化が鍵となります。

個々の社員の仕事の見える化は、

時間簿ですが、人事部や経営企画部は全社の実態を掴んでおく

ことが重要です。

但し、先述の企業でも残業時間の全体はわかりますが、

生産性が高まったから減ったのか、

それとも閑散期だったのか?

という生産性の指標まではとれていないのが次なる取り組み課題です。

見える化には100点も0点もありません。

徐々にレベルを高めていけばいいのです。

ステップ1.各部門別の残業時間のデータを見える化する

ステップ2.更新頻度を高める

      (3ヶ月に1回→1ヶ月に1回→1週間に1回)

ステップ3.生産性を示すKPIをつくる

      残業時間に焦点を当てず、生産性を見るため

ステップ4.個人、チーム、組織一丸となって振り返る活動を始める

ステップ5.粘り強く続ける

ホワイトカラーの仕事は、工場の仕事と違って自己管理の世界。

だからこそ、見える化の環境を整備し、全社実態をモニターできる

コックピット管理を強くお勧めします。


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